EK-Quantum Velocity²冷却エンジンを搭載し、M.2 ドライブなどの重要なマザーボードコンポーネントを直接冷却します。

・バイパスバルブによるVector² GPU ウォーターブロックと

アクティブ・バックプレート・セットへの直接接続

・温度センサー

・リキッドフローメーター

・ROG 水冷ゾーンへの直接接続

本製品は、ハイエンド液冷技術の真骨頂を体験したい方に最適です。この卓越したモノブロックは第13 世代Intel® Core™および第12 世代Intel® Core™プロセッサーを含む様々なCPUに、卓越した冷却性能を提供するために綿密に設計された究極のオールインワンソリューションです。LGA1700 ソケットベースのASUS ROG Maximus Z790 Extreme マザーボード専用に設計されており、水冷の世界に新基準を打ち立てます。

製品は、2つのパーツから構成されています。1つ目はアルミの塊から切削 CNC加工された、188mm x 167,5mm x 50mmの巨大なヒートシンクです。このヒートシンクは、サーマルパッドを介し、2つ目のパーツに取り付けられ冷却されます。２つ目の部分は、多くの先進機能をもたらすモノブロック本体です。モノブロックのベースはニッケルメッキされた電解銅製で、トップは高品質なアクリル製です。

標準的なモノブロック・ソリューションとの比較時、冷却を次のレベルまで引き上げます。その複雑なウォーターブロック設計は、CPU、電圧調整モジュール（VRM）、LANコントローラ、およびプライマリM.2ドライブに最適な冷却を提供し、これらの重要なコンポーネントの最大限の安定性とパフォーマンスを保証します。さらに、内蔵の温度センサーと冷却水流量をリアルタイムで測定するセンサーを装備しており、冷却システムのモニタリングと微調整のための貴重な情報を提供します。

2つの温度センサーを内蔵し、入口温度と出口温度の両方を正確にモニターするため、温度差の正確な測定が可能となっております。

内蔵された流量センサーがクーラント流量を正確に測定するため、ユーザーはポンプ速度を微調整し、性能と音量の完璧なバランスを調整する事が可能となります。

初期設定段階では、バルブは閉じられ、モノブロックは標準的な方法で機能し、CPUのみに効率的な冷却性能を提供します。しかし、バルブプラグを取り外すことで、柔軟性を高める2つの代替構成を解除することができます。

2つ目のアプローチとして、モノブロックとEK-Quantum Vector² GPUウォーターブロックを直接接続することができます。クーラントは、モノブロックを通ってGPUブロックに流れ、その後再びモノブロックに戻ります。このポートは、Strix 40シリーズGPUブロックを除くすべてのEK GPUウォーターブロックと互換性があります。

通常の（水平）セットアップは、Vector²アクティブ・バックプレート・セットとも互換性があります。 Vector²GPU ウォーターブロックには、2 個の90 度ロータリーアダプター、2 個の14mm オス-メスエクステンダー、4 個のフィッティングが必要となりますが、ABP セットの場合はM-F エクステンダーは不要です。ABP セットを使用する際は、別売のEK-QuantumMomentum² ROG Maximus Z690/Z790 Extreme I/O Cover - Black が追加で必要となります。

ABPセットの垂直取付は標準でサポートされていません。垂直GPUウォーターブロックのセットアップには、4個の90度ロータリーアダプター、2個の7mm M-Fエクステンダー、およびVector² GPUウォーターブロック用フィッティング4個が必要となります。

3つ目のアプローチとして、Hyperion のようなディストリビューションプレートを利用し、魅惑的で複雑な液冷配置を作り、システムに独自性を加えるという方法もあります。

モノブロックのコールドプレートには、プライマリM.2 SSD専用のヒートシンクとして機能する専用プレートが組み込まれており、効率的なハイブリッド冷却を実現しそのパフォーマンスを最大限に引き出します。この専用プレートは、モノブロックのコールドプレートによって常時冷却され、さらにこのプレートを通過する循環液体によってアクティブに冷却されます。この設計は、効果的なハイブリッド冷却ソリューションを提供し、プライマリM.2 SSDの性能と温度管理を最適化します。